認知症 療養棟

当施設では、認知症専門の療養棟を30床設置しております。
ここでは、認知症のため日常生活になんらかの支障があり、支援が必要な方々に対し、
認知症ケアの経験豊富なスタッフを中心に、一人ひとりのご利用者の個性や心身の状況、
生活歴などを把握した、日常生活の支援を行っております。

 

認知症の周辺症状

周辺症状(BPSD)には見えないものが見えたり、聞こえたり、作り話をしたり、大声を出したり、物を壊したり、攻撃したり、異物を口にしたり、などの行為があります。
これらの症状は、苦痛や不安、不快なことなどが要因となって発生していることがほとんどであり、ちゃんと理由があります。その理由をつかむには、その人の持病や生活背景、環境、人間関係など多岐にわたり、それらを総合的に判断し、想像しないとなかなかわかりません。

 

認知症棟では、穏やかで安心できる環境をつくり、ゆっくりと周辺症状※1を落ち着かせ、明るく笑顔で楽しく過ごせるよう、また自分でできることはなるだけ自分で行い、自発的に、かつ安全に過ごせるように日常生活の援助を行っています。

 

 

くもん学習療法

 

当施設では、認知症の予防・改善に効果が認められている『公文学習療法』をいち早く取り入れ、入所・通所のご利用者様に実施しております。
※くもん学習療法の詳細は、以下のホームページをご覧下さい。
http://www.kumon-lt.co.jp/


音楽療法(ミュージックケア)

 

当施設では、非常勤の講師による音楽療法を不定期で開催しております。音楽療法は、音楽の特性を生かして、ご利用者様の心身に快い刺激を与え、対人的な関係の質を向上させ、情緒の回復や安定を図る効果があります。

 


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